こんばんは、HATです。
木材を直角に接合する場合、ボンドを付けて直角に保持する、直角に保持したままネジ止めするなどよくすると思います。
そんな時に便利なのがコーナークランプです。
クランプを使って木材を直角に保持することができ便利な道具ですが、手持ちのクランプを使って同じようなことができないかと思い、端材を使った直角の治具を製作してみました。
端材を使って簡易直角治具を作る
家にあった端材をこんな感じに切り出しました。厚さ18mm、幅38mmの端材を長さ100、118mmに切断しています。
これをこのように組み合わせることで1辺100mmの直角治具ができます。
最も大事なのはもちろん直角に組み合わせることです。まっすぐキレイに切断する必要があるのでソーガイドを使って切断しています。
それでは木工用ボンドで接着していきます。
接着面に木工用ボンドを塗布した木材を組み合わせクランプで固定します。
直角精度を確認するために完全スコヤを当てていきます。
こんな感じですね。隙間が無く直角であることが確認できましたのでこのまま保持していきます。
完全スコヤは直角の精度が高く、直角確認用にオススメです。
ボンドが乾いたらネジ止めしておきます。せっかくなのでダボ埋めもしておきました。
これで直角に組み合わさった治具が2個できました。
最後の仕上げとして角をノコギリで落としていきます。
こんな感じです。
これで完成です。
簡易直角治具を使ってみる
それでは実際に使ってみましょう。
この木材を直角に接合する事とします。
直角治具を使ってこのようにクランプで固定します。この状態でネジ止めしてしまえば簡単に直角で組み合わせることができます。
組み合わせる木材の接着面に木工用ボンドをつけると組み合わせた際にはみ出してしまいます。直角治具の角を斜めに落としたのははみ出したボンドで組み合わせる木材と直角治具がくっついてしまうのを防ぐためです。
簡単な工作でコーナークランプの代用ができました。
まとめ
コーナークランプの代用品として簡易の直角治具を作ってみました。
簡単な工作で手軽に使える治具ができ満足です。気をつけるのは直角の精度をしっかり出す事ですね。
端材を使って治具を作るのもDIYの醍醐味ではないでしょうか。
それでは、また。
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