こんにちは、HAT(@HAT15814032)です。
トリッカーのアップフェンダー化その④ということで、今回はステーの製作を進めていきます。
トリッカーのアップフェンダー設置用にステーを製作
トリッカーに取り付けるアップフェンダーとして用意したのはコチラ
アチェルビスのスーパーモタードフロントフェンダーです。
とてもかっこいい形に惹かれて購入しましたが、残念ながらトリッカーにはそのまま取り付けることはできません。
過去の記事でもステーの形状を検討してきましたが今回はいよいよ製作に取り掛かります。
ステーの材料
今回のステーはアルミ板を使用して製作します。
購入したアルミ板は150×150㎜、板厚は5㎜としました。板厚を5㎜にした理由は皿ネジを利用してステーを取り付けるためで、M6で皿ネジ加工するには5㎜の板厚が必要になります。
他に用意したのはセンターポンチ、穴あけ箇所をマーキングする道具ですね。
あとは面取りカッターです。皿ネジ加工をするために使用するドリルです。電動ドリルに取り付けて使用します。
それでは初めての皿ネジ加工をやって見ましょう。
皿ネジ加工
まずはセンターポンチで穴あけ箇所をマーキングします。位置決めしてハンマーで軽く叩くと写真のようにマーキングできます。
次に手持ちの鉄鋼用ドリルで6㎜の穴を開けます。
電動ドリルでも簡単に穴あけできました。
次は面取りカッターで皿ネジ加工していきます。
面取りカッターを使用すると簡単に皿ネジ用の穴を開けることができます。
こんな感じで皿ネジを使用するとネジ頭を埋め込むことができるようになります。面取りカッターを用意すれば素人でも簡単に皿ネジ加工できますよ。
ステーの製作
早速ですが今回製作したステーはこんな感じです。トリッカーに取り付けるためのネジ穴を3箇所開けた状態です。
参考までにステーの寸法はこんな感じにし加工しました。
前側に設置する部分は見栄えを考えて斜めに落としておきました。
結論から言うと今回のステーで無事に取り付けることはできましたが、若干合わない箇所もあったので穴を少し大きく広げて修正しました。
寸法測定の誤差、手動での機械加工の誤差があるためだと思いますが、大きな問題にならずほっとしました。
アルミ板の切断は金鋸で可能です。結構大変なので切断できる道具はあったほうがいいと思います。
ネジ穴もボール盤などがあれば正確に開けることはできるかと思いますが、電動ドリルで十分可能です。
参考までに私が今回使用したドリルの記事もあるのでぜひご覧になってください。
ステーの取り付け
トリッカーにはネジ穴が3箇所あり、このAからCのネジ穴でステーを固定します。
B-Cのネジ穴が今回取り付けるアップフェンダーより幅が広いためステーが必要になるのですがその辺りはその②で説明しています。
それでは実際に取り付けて見ましょう。
仮設置ですが、こんな感じに皿ネジを使って固定するとネジ頭が飛び出ないのでフェンダーをステーにピッタリ固定することができます。
ステー四隅の丸印にステーとフェンダーを取り付けるためのネジ穴を開ける予定です。
前側から見たところですがトリッカーAのネジ穴は一段低くなっており、ネジが丸見えになってしまいます。
今回はステンレスのスペーサーを切断してはめることにしました。
これでねじ山を隠すことができます。
あとはステーの4隅にフェンダー固定用の穴を開ければいよいよアップフェンダーを固定することができます。
まとめ
今回はついにアップフェンダーのステー製作に入りました。
加工の容易なアルミ板を使用しましたが手持ちの道具で加工することができ安心しました。またボール盤がないので精度の面で若干不安がありましたが軽い修正で取り付けができほっとしたと言うのが率直な感想ですね。
特に機械加工の経験もありませんが素人でもここまでできましたので参考にしていただければと思います。
今回のお気に入りポイントは皿ネジ加工ですね。面取りカッターを使えば簡単に加工でき、加工している感も出るのでオススメです。この加工でフェンダーの取り付け面もネジ頭が飛び出ず平らになったのでフェンダーもピッタリ取り付けることができると思います。
次回はいよいよアップフェンダーの取り付けですね。
その⑤フェンダー取付完了はコチラからどうぞ
それでは、また。
コメント
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