【大人の嗜み】靴磨きを始めてみる【メンテナンス】

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こんにちは、HATです。

皆さんは革靴の手入れしていますか。今まで結構放置していましたが大人の嗜みとして靴磨きを始めてみます。

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大人の嗜み 靴磨きを始める

先日ココマイスターのカルドミラージュコンパクトウォレットという財布を購入しました。

革の経年変化を楽しむことができる財布で、手入れをするためにクリームを購入したりしました。

今回はもう1歩進んで、革靴のメンテナンスを始めてみます。

用意した道具

まずは今回用意した道具を紹介します。

左から馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、シュークリーナー、乳化性クリームとなっています。

馬毛ブラシ

馬毛ブラシは靴のホコリ落としに使用するブラシです。馬毛ブラシは靴磨きをする前に靴についたホコリやゴミを落とすために使用します。馬毛はホコリ落としに向いたしなやかな毛質となっています。靴磨き前だけでなく普段のホコリ落としにも使用できます。

私が使用しているのはコチラ

コロニルはドイツのザルツェンブロット社が手掛けるシューケア界のトップブランドで、世界100カ国以上で愛されているとのことです。

長さは約170㎜です。大きめですが持ち手の側面にくぼみがあり持ちやすくなっています。

毛の密度も十分ありますね。ホコリをしっかりかき出してくれます。

豚毛ブラシ

豚毛ブラシは靴にクリームを塗った後にクリームを伸ばすために使用します。豚毛は馬毛に比べて固めで腰のある毛質となっています。豚毛ブラシを使用することでクリームを均一に伸ばし綺麗な仕上がりにすることができます。色の着いたクリームを使用する場合は、色ごとにブラシを使い分けないと色移りしてしまいます。使用するクリームに合わせて複数本用位しましょう。

私が使用しているのはコチラ

コロンブスは90年以上の歴史を持つ日本のシューケアメーカーです。日本のメーカーということもあり、日本人に使いやすい製品となっています。

ちなみにコロンブスといえばコチラをみたことあると思います。

アメダスの防水スプレーは靴屋さんなんかでよく見かけると思いますが、コロンブスの製品なんです。防水効果も高く私も普段から使用しています。

大きさは約135㎜。小さめで扱いやすいですね。

クリーナー

クリーナーは古い靴クリームなどの汚れを落とすために使用します。靴磨きをする際は一旦靴についた古いクリームを落とした後、新たにクリームを入れていきます。化粧を落としてスッピンを作るイメージです。

私が使用しているのはコチラ

M.モゥブレィのステインリムーバーです。M.モゥブレィはプロのシュのこーファクトリーやシューブランド、靴愛好家から多くの支持を得ているトップブランドです。

蓋を開けるとこんな感じですね。中央の穴からクリーナー液が出るのでそれをクリーニングクロスにつけて使用します。

クリーム

最後に紹介するのはクリームです。クリームの使用用途としては、革の乾燥を防ぐために保湿をすること、艶を出してピカピカに仕上げることなどがあります。

靴クリームの種類は大きく分けると3つ。

  • 乳化性クリーム
  • 油性クリーム
  • ワックス

乳化性クリームは革を保湿するために使用します。革が乾燥してしまうとひび割れたりしてどんどん劣化してしまいます。それを防止するのが乳化性クリームです。

油性クリームは革に艶を与える目的で使用します。保湿効果はありませんが、主成分のロウによるコーティングで光沢ある見た目になります。

ワックスは油性クリームよりさらにピカピカに鏡面加工にする目的で使用されます。

私が使用しているのはコチラ

コロニルの1909シュプリームクリームです。乳化性クリームなので革の保湿目的で使用しています。

1909シュプリームクリームの主成分はシダーウッドオイル、ラノリン、フッ化炭素樹脂となっています。

針葉樹から抽出したシダーウッドオイルと羊から抽出した天然のロウ成分であるラノリンで栄養補給と保湿を行い、フッ化炭素樹脂により若干の撥水効果が得られます。

また有機溶剤不使用なので、革や肌に優しく臭いも少ないのが特徴ですね。

色は7色展開となっており、靴の色に合わせて選ぶことができます。私はいろいろな製品に使用するため無色を選びました。革財布のメンテナンスにも使用しています。

蓋を開けるとシダーウッドオイルの香りでしょうか、きつい匂いではなく爽やかな感じがします。粘度は高くプリンとした感触ですね。

使用する道具としてはあとはクリーニング用のクロスですね。それでは靴磨きしていきましょう。汚れ落としには着古したコットンのTシャツを切って使用しています。クリームを塗った後の仕上げ磨きには網目が細かいフランネル生地がおすすめです。

市販のものだとこんな感じですね。

それでは靴磨きしていきましょう。

靴磨きをしてみる

今回磨いていく靴はコチラ

前回手入れしてからかなり時間が経っています。乾燥しておりくたびれた感じになっています。

靴磨き前に靴紐は外しておきましょう。

馬毛ブラシで靴に付着したゴミを取り除く

まずは靴に付着したゴミを取り除いていきます。

馬毛ブラシを使ってゴミを払うようにブラッシングしていきましょう。

クリーナーで汚れを落とす

ブラッシングが終わったらクリーナーで靴に付着している汚れや余分なクリームを除去していきます。化粧で言うクレンジングで靴をスッピンにしていきましょう。

着古したコットンTシャツの端切れを使っていきます。端切れを指に巻きつけ、端切れにクリーナーを少しつけていきます。

あとは汚れを落とすように磨いていくと

こんな感じで汚れが取れていきます。この調子で全体的に汚れ落としをしていきましょう。

汚れが取れて全体的にくすんだ感じになります。

保湿するためにクリームを塗る

次は靴クリームを塗っていきます。指に少しクリームを取って全体的に伸ばしていきます。少ないクリームでもしっかり伸びてくれるのでつけ過ぎないようにしましょう。

クリームを塗り終わった状態です。黒っぽくなっているところがあると思いますが部分的に多めに塗ってみました。この後の工程でどうなるでしょうか。

クリームを塗るためにペネトレイトブラシという小さいブラシを使うと細かいところまで綺麗に塗布することができます。

豚毛ブラシでクリームを伸ばす

次は豚毛ブラシでブラッシングをして靴についたクリームを伸ばしていきましょう。豚毛ブラシは毛質がしっかりしており柔らかいクリームも綺麗に伸ばすことができます。

豚毛ブラシでブラッシングしたあとです。クリームを多めに塗ったところもしっかり伸びて綺麗になりました。

クロスで磨き上げる

最後の仕上げとしてクロスを使って余分なクリームを落としていきます。クロスを指に巻きつけピンと貼った状態で磨き上げていきます。

磨き上げるとこんな感じですね。自然なツヤが出てくれたと思います。

比較してみるとコチラが靴磨きする前

コチラが靴磨き後です。

靴磨きをする前はパサパサしていた革がこんな感じでしっとり仕上がりましたね。

紐を通して完成です。そんなに難しい作業ではありませんがいい感じに仕上がりました。この作業量でこの成果であれば十分ではないでしょうか。

まとめ

今回はずっと放置していた靴磨きをやってみました。

簡単な作業で自然なツヤの靴に仕上がりました。油性クリームを使用すればもっとピカピカになりますが、これぐらいがちょうどいいように感じます。

今回紹介した道具があればこれぐらいの手入れは簡単にできてしまいます。趣味の一つとしてもおすすめだと思います。またこだわりだしたらとことんまで行ってしまう深い趣味になりそうな予感もありますね。

眠っている革靴があればぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

それでは、また。

 

 

 

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