こんばんは、HATです。
DIYする場合、木材を直角に組み合わせることはよくあると思います。完成度を上げるには直角の精度は非常になってくると思います。直角の確認をするのにオススメの道具は完全スコヤです。
直角を測る道具
DIYで使う直角を測る道具にはいくつか種類があリます。今回紹介する道具はいずれも直角の確認、木材への墨付けが可能となっており使い方についても簡単に紹介したいと思います。
指矩(さしがね)
一つ目は指矩(さしがね)です。
ステンレスや鋼、真鍮などの金属製で目盛がついた道具でL字型をしています。直定規をL字にくっつけたようなものです。指金、差金、曲尺とも呼ばれます。
L字部分を使って直角の確認をすることができます。後で紹介するスコヤに比べると精度は劣りますが、スコヤの代用として使用可能です。
指矩は直角を測るというよりは木材などに墨付けする際に長さを測るのに使用する道具です。木材に直角の栓を簡単に引くことができま、DIYする上で非常に便利な道具なので持っておくことをオススメします。長さも各種あるので用途に合わせて選んでください。
それでは墨付けの方法を説明します。
木材に対して写真のようにさしがねを当てます。ずれないようにぴったりと当ててください。
さしがねに沿って線を引くとこのように直角の線を引くことができます。さしがねは長さがあるため、長さを測るとともに墨つけに便利な道具であることがわかると思います。
次に直角の確認です。
これは端材で作った直角ジグですが、これを使って説明していきたいと思います。
さしがねのL字部分を確認したい箇所に当て、隙間ができるかを確認します。さしがねは厚みが薄いためこのように寝かして確認する必要があります。直角の確認は十分できますが、厚みが薄い事と長さがあるため扱いにくいのが欠点ですね。
完全スコヤ
次に紹介するのは完全スコヤです。
一辺が厚さのある台になったL字型の道具です。台の部分に幅があり自立することが可能で直角の確認がしやすくなっています。
目盛り付きなので墨つけに使用することもできます。長さは15cmぐらいが一般的ですみつけするのは指矩の方がオススメですね。精度が高く直角の確認には非常にオススメです。
これが私が使用している完全スコヤです。
このように目盛りも付いているので長さを計測することもできます。
最大の特徴はこのように自立することです。
自立することでこのように立てた状態で直角の確認を行うことができます。
このように隙間ができるか見ることで直角かどうかを確認することができます。
またさしがねと同じように墨付けもできます。
長さが短いので墨付けできる対象物は限られますね。
止め型スコヤ
最後は止め型スコヤです。
90°と45°の墨付けを簡単にすることができる道具です。
まとめ
今回は直角を確認する道具として3種類ご紹介しました。最後にそれぞれのポイントをおさらいしておきます。
・さしがね
- 長さがあるので大きな部材でも墨付けが容易
- 厚みが薄いため寝かして直角に確認をする必要がある
- 基本的に長いものが多く、直角確認をするには扱いにくい
基本的に長さを測ったり墨付けする道具です。直角確認も十分可能ですが、スコヤの代用と考えてください。
・完全スコヤ
- 自立するため直角の確認が容易
- 短いため直角の確認をするのに扱いやすい
- 短いため墨付け可能な部材は限られる
直角の確認する道具としては大きさ、精度の面から最もオススメです。
・止型スコヤ
- 自立するため直角に確認が容易
- 45°の墨付けも簡単にできる
- 短いため墨付け可能な部材は限られる
完全スコヤと同じように直角の確認が可能です。また45°の墨付けも簡単で便利な道具です。直角の確認だけを考えると完全スコヤの方が小さく扱いやすいのでオススメですが45°の墨付けは便利な機能だと思います。
それぞれ一長一短があり、用途に合わせて選ぶ必要がありますがいずれも便利な道具でDIYの助けになると思います。
それでは、また。
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