こんばんは、HAT(@HAT15814032)です。
我が子の十三参りをしに嵐山の虚空蔵法輪寺へ行ってきました。日本全国で行われているわけでは無いようなのでどんな行事なのかご紹介したいと思います。
十三参りをしに京都嵐山虚空蔵法輪寺へ
関西に馴染みがある方が以外はあまりご存じないかもしれませんが、十三参りという行事があります。京都では嵐山の虚空蔵法輪寺へお参りに行く方が多いと思います。十三参りってそもそもどんな行事なのでしょうか?
十三参りって?
十三参りは旧暦の3月13日前後 、新暦では3月13日から5月13日に、男女とも数え年13歳で行う祝いです。子供の多福・開運を祈り、小学校を卒業してから中学校に入学する春に寺社に参る形式が一般的です。
特に京都嵐山の虚空蔵法輪寺へのお参りは有名です。虚空蔵法輪寺の虚空蔵菩薩は十三番目に誕生した知恵と福徳を司る菩薩とされ、知恵をもらいに行くお参りです。
虚空蔵法輪寺へ
虚空蔵法輪寺は京都嵯峨の嵐山にあります。京都市内から嵯峨に着いたら渡月橋に向かいます。渡月橋を渡り終えると正面に「十三まいり」の看板が見えてきます。こちらは表参道ではありませんが、こちらからも登ることができます。
狭い階段を抜けると虚空蔵法輪寺が見えてきます。
向かって右側で受付することができます。
小高い場所にあるためこんな感じで嵐山の風景を望むことができます。
一週間早ければもっと桜もきれいだったかな。
中央に見えるのは渡月橋ですね。
十三参りの流れ
受付を済ませると一枚の紙を渡されます。
この用紙にお参りをする本人が好きな漢字を一字書き入れ、願いが叶うように祈祷してもらうという流れになります。
順番が来ると名前を呼ばれて本堂に入ります。付き添いの参拝者も中に入ることができ、子供の後ろに並んで話を聞くことができます。
住職さんのお話の後祈祷が始まり、その中で十三参りに来ている子供達の住所と名前が読み上げられますが、大阪や滋賀など京都以外から来られている方も多いようです。
祈祷が終わると子供達はお札、お守り、知恵の箸などを受け取り終了となります。
十三参り最後の難関
十三参りの帰り道は渡月橋を渡るまで振り返らずに帰らないと授かった知恵を返さないと行けなと言われています。ただ振り返らないというだけなんですが私も緊張して渡ったことを今でも覚えています。
我が子も後姿から緊張が伝わり、早く終わらせようと歩くスピードがだんだんと上がっていきます。無事に渡りおえた息子の表情はやり遂げた充実感が感じられます。
少し大人になったような気がしますね。
まとめ
昔の13歳というのは元服の年齢であり、大人になる年齢ということになります。渡月橋を渡るまで振り返らないなんていうのも大人になる通過儀礼のようなものだったのかもしれません。
ただ振り返らずに帰るだけなのですが、やり遂げた息子の表情を見ていると一つ大人になったのかなという気がします。
ちょっと言い過ぎですかね?
私自身今だに渡月橋を渡りきったことを覚えていますし、子供にとってもいい行事なのではと思います。ぜひ機会があれば参られることをオススメします。
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