こんにちは、HATです。
10月も終わり、気温も下がってきたのでそろそろメダカの越冬に向けてビオトープの冬支度を始めます。
メダカの越冬に向けてビオトープの冬支度を始める
メダカは本来低温に強く、冬になると水底でじっとして冬眠のような状態となり越冬することができます。私たちが普段楽しんでいる色鮮やかな改良メダカでも屋外での越冬は可能ですが、より安全に越冬できるように準備をしていきます。
メダカの越冬に必要な環境
メダカを越冬させるために必要な環境を考えていきましょう。
水量を多くする
メダカは水面に氷が張るような状況でも、冬眠することができます。しかしメダカが凍ってしまっては流石に死んでしまうので、水量を多くして全体が凍ってしまわないようにする必要があります。
また冬でも日中は日差しの影響で水温が上がり、夜間はグッと冷え込むため水温が下がります。メダカへの負担をできるだけ小さくするよう、水温の変化をゆっくり行うように水量は多くします。
容器を断熱する
水量の項目にもありますが、水温の変化はメダカに負担を与えます。容器自体を断熱することで水温の変化をできるだけゆっくりにしましょう。
餌を上げすぎない
メダカは水温が下がると水底でほとんど動かなくなります。餌もほとんど食べなくなるのでほぼ上げる必要はありません。必要以上に餌を上げることは水を汚してしまうだけです。メダカの様子を見ながら行いましょう。
また飼育水をグリーンウォーターにしておくことで、メダカは植物性プランクトンを欲しいときだけ食べることが出来るようになります。
メダカの越冬方法
それでは実際に行っている冬支度を見ていきましょう。
冬支度を始めるビオトープです。日中はまだ元気に泳いでいる姿を見かけますが、朝晩はじっと大人しくしていますね。
用意したのはこちら、波板です。日光を通す素材を選んでいます。
容器の大きさに合わせて切り出します。素材や厚さにもよると思いますが、ハサミなどで切り出すことができます。
こんな感じでビオトープにフタをしていきます。波板でフタをすることで外気温や風の影響を和らげることができ、また水も蒸発しにくくなるため、水量も安定しやすいです。
次に容器の断熱もしていきます。
ビオトープの下に水色の板を敷いています。これはスタイロフォームという建築用の断熱材です。スタイロフォームで容器の下部分をしっかり断熱します。
次に容器側面の断熱です。
用意したのはこちら、エアーキャップです。宅配物などの緩衝材として使われている、いわゆるプチプチですね。
プチプチを容器側面に両面テープで貼っていきます。
貼る向きがポイントで、写真で見えている面(凸凹している面)が容器側になるようにします。そうすることで空気の層が沢山できより断熱効果を得ることができます。
グルグル巻いてこんな感じになりました。
これにてビオトープの冬支度は完了です。
次にメダカの稚魚飼育容器です。
稚魚の飼育容器はNVボックス13を使用しています。
ビオトープと同じく波板をのせておきます。
容器の下にはビオトープと同じくスタイロフォームを敷いています。
NVボックスは側面に補強の板が付いているので、プチプチをぐるっと巻くだけでは容器に密着することができません。まずはプチプチをサイズに合わして切り出し貼り付けていきます。
あとはプチプチをグルグル巻いて完了です。
また発泡スチロールの容器が一つ余っていたので、稚魚飼育容器を一つこの容器に変更しました。発泡スチロールなので断熱効果が期待でき、水量も多くなりました。
他の容器同様に波板ものせておきます。
これにて冬支度完了となります。
まとめ
メダカの冬支度が完了し、いよいよ冬を迎えることになります。
今年の冬は厳しい寒さになるという予報もあり、1匹でも多く生き残ってくれることを願っています。
それでは、また。
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