こんにちは、HATです。
多くのキャンパーが使っているトランギアのメスティン。アルミ製の飯盒ですが、炊飯だけでなく様々な調理に利用されています。メスティンといえばトランギアですがニトリでも売っているのを知っていますか?
アウトドアだけでなく家で炊飯するのにもオススメできる調理器具です。
ニトリのメスティンでほったらかし炊飯してみた
最近のニトリはキャンプ用品も豊富になってきており、何かいいものないかなと探しているとメスティンを売っているのを発見しました。以前よりトランギアのメスティンを買おうかなと思っていたので、とりあえず買ってみました。
そのメスティンを使ってほったらかし炊飯に挑戦します。
メスティンって何?
メスティン(Messtin)とは英語で飯盒を意味します。スウェーデンのトランギア社が作る角形のアルミ製飯盒「メスティン」は多くのキャンパーに愛用されています。
炊飯はもちろん、煮炊き、蒸し物など様々な用途で利用される非常に便利な調理器具です。
ほったらかし炊飯とは
トランギアのメスティンを使って多くの方がされているのがほったらかし炊飯です。文字通り火をつけた後ほったらかしておけば勝手に炊飯できているという仕組みですね。基本的には固形燃料を使って、固形燃料が消えるまで加熱しておけばOKという至って簡単な炊飯方法です。
ニトリのメスティンでも同じようにできるのか試してみたいと思います。
トランギアとニトリのメスティンを比較する
トランギア | ニトリ | |
サイズ | 17×9.5×6.2cm | 16×9×6cm |
重量 | 150g | 160g |
容量 | 750ml | 750ml |
材質 | アルミ製(無垢) | アルミ製(無垢) |
炊飯の目安 | 約1.8合まで | 約1.8合まで |
大きさは若干ニトリ製の方が小さいようですが、容量は変わりません。
価格についてトランギアのメスティンは人気があるので高騰する場合も多いですが、ニトリのメスティンは税込で1,790円と買いやすい値段ではないでしょうか。
ニトリのメスティンを見てみる
それではニトリのメスティンを見ていきましょう。
製造は株式会社山善のキャンパーズコレクションですね。
外観はトランギアのメスティンとほぼ変わりませんね。
ハンドルの取り付け部はこんな感じでリベット接合ですね。トランギアのメスティンは2本のリベットで接合されており、ニトリのメスティンは3本で接合されていますね。
蓋を開けるとこんな感じです。
トランギアのメスティンの場合縁の部分にバリなどがある場合があり、やすりがけをするのが儀式のようになっているようですが、このメスティンは特にバリなどは見られませんでした。個体差があるかもしれないので参考まで。
またシーズニングとして米の研ぎ汁にメスティンを入れて10分ほど沸騰させておくと、表面がコーティングされるようなのでやっておきましょう。
ほったらかし炊飯してみる
それではほったらかし炊飯の開始です。
まずは洗ったお米をメスティンに入れていきます。今回は1合で炊いていきます。
米に対する水の量は一般的に1〜2割増が基本のようです。米1合180mlなので水を200ml入れていきます。
水の量は二つ並んだリベットの下ギリギリぐらいです。これを目安に入れても問題ないと思います。
蓋をして30分以上浸水させます。今回は30分の浸水時間としています。
浸水後はこんな感じになりました。
それでは炊飯開始です。
五徳として使用しているのはエスビットのポケットストーブです。小さくコンパクトなのでメスティンのお供としてよく利用されていると思います。
用意した固形燃料は100均で購入した30gのものですが、調べていると25gで良さそうです。30gだと加熱時間が長くなりそうなので、そこで今回は20分で火から下ろすようにして対応したいと思います。
程なくして沸騰により蓋が浮いてくるので何か重しを載せておきましょう。キャンプだと缶詰を載せて重しにすると同時に温めることも可能ですね。
沸騰が終わるとチリチリと小さく心地いい音がしてきて胸が躍ります。本来火が消えるまでする予定でしたが、用意した固形燃料が大き方ため20分で火からおろしました。その後タオルで包んで蒸らし作業を行います。
火から下ろした段階でまだこの程度燃料が残っていました。
10分程度蒸らしたので開けていきましょう。
おお、いい感じに炊けました。
ほんのりおこげもできています。お米の硬さも問題ありませんでした。この辺は好みだと思いますが、個人的に1合炊きは20分でちょうどかなと思います。
今回は室内で炊飯したので、キャンプなど屋外で炊飯する場合は風や気温の影響を受けると思うので、これをベースに調整する形になると思います。
まとめ
今回はニトリのメスティンでほったらかし炊飯をしてみましたが、簡単に美味しく炊くことができ大満足です。
アウトドア用途だけでなく、家で炊飯する場合でも十分使用できると思います。1合程度のお米を炊飯するだけであれば、これさえあれば炊飯器はいらないと思います。気持ちの問題かもしれませんが炊飯器で炊くより美味しく感じますし。
トランギアのメスティンは人気があるので価格が高騰しやすいため、コスパではニトリがいいのではないでしょうか。トランギアの名前にこだわらない人はニトリで十分だと思いますよ。
今度は屋外でも試してみたいと思います。
それでは、また。
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