こんにちは、HAT(@HAT15814032)です。
一般にトリミングというと犬などを散髪する事をイメージするかと思います。写真などの余分な部分をカットする意味でも使いますが、アクアリウムでトリミングというと伸びてきた水草をカットすることを指します。
そんなトリミングの効果を紹介したいと思います。
ロタラをトリミングする意味について考える
我が家は水槽で熱帯魚を飼っていますが、色鮮やかな魚たちに日々癒されています。魚も可愛いんですが、水草がある事でより一層魅力が上がると思います。
水草も生きているので当然伸びてきます。自分の望む水景を作るために、また維持するためにトリミングで水草の長さを調整していく必要があります。
我が家の水槽でもいくつかの水草を育てていますが、今回はロタラをトリミングしてみました。
ロタラとはどんな水草?
ロタラには色々な種類があり、我が家の水槽にはグリーンロタラとロタラベトナムSPの2種類が育っています。
グリーンロタラはキカシグサ属の水草で日本の水田などにも自生しています。水中葉だけでなく水上葉も展開するので水上栽培も可能な水草です。
グリーンロタラは背が高くなるので、アクアリウムでは後景草として人気です。水槽の奥側で森のようにボリュームを出すようにしてよく使用されています。
ロタラをトリミングする目的
アクアリウムでトリミングというと水草をカットする事ですが、ハサミを使ってカットします。どんなハサミでも水草をカットすることはできると思いますが、トリミング専用のハサミもあります。値段もピンキリですが私はこんなのを使用しています。
先が曲がっていて底床に沿ってカットしやすくなっていたり、長さが長いため手を必要以上に水槽に入れなくてもカットできるようになっています。
長さを調整する
水草をトリミングする目的として長さを調整するということがあります。ロタラに関しても同様で、伸びすぎた水草をカットして望む長さに調整します。必要以上に伸びた部分をカットするのがまず1つ目の目的になります。
本数を増やす
カットした水草を植えることで単純に水草の本数を増やすことができます。カットして上戻すことで単純に本数が倍になりますね。カットした部分を差し戻して本数を増やすことが2つ目の目的になります。カットした水草が水槽内でもう必要なければ水上栽培に回してもいいですね。
水草水上栽培に関してカテゴリもありますので興味があればご覧ください。
ボリュームを出す
個人的に大きな意味を持つのがボリュームを出すということです。ロタラは森のように茂っている姿が非常に美しいと思います。
トリミングすることでなぜボリュームが出るかというと、ロタラをカットすると新しい芽が二手に分かれて出てきます。1本の水草が途中で二手に分かれるので木のようにボリュームを出すことができます。トリミングすることで1本の水草が二手に分かれボリュームを出すことが3つ目の目的です。
それでは実際に写真で見ていきましょう。
これがトリミングして少し経ったグリーンロタラです。二手に小さい芽ができているのがわかりますか?
拡大するとこんな感じです。
カットしたしたから2つの新芽が出ているのがわかると思います。
これが伸びてくるとこうなります。
こんな感じに二手で伸びてきてくれます。二手に伸びた部分をカットしてまた二手に分かれるというのを繰り返すことでどんどんボリュームが出ますね。ただトリミングをすると必ず二手に伸びるのかというとそうではない場合もあるように思います。
現在の水景
我が家の水槽は2019年7月にリセットしました。
リセットしたての写真はこんな感じですが
リセットから2ヶ月経った現在の様子はこんな感じです。
どうですかね。2ヶ月で大きく変わったかと思います。前回トリミングしてからだいぶ水草も伸びてきたのでもう少ししたらまたトリミングしようかなと思っております。
まとめ
私が考えるロタラをトリミングする意味は次の3つです。
- 長さを調整する
- 本数を増やす
- ボリュームを出す
私の水槽もまだまだ完成とは言えませんが、成長していく過程も非常に楽しいです。上記ポイントを踏まえつつ自分の思い描く姿になるようにこれからも手を加えていきたいと思います。
それでは、また。
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